サーバーレスデータベースであるSQLiteを視覚的に操作できるソフトウェア「DB Browser For SQLite 」の使い方について、今回のインストール編と使い方編の2回に分けて解説します。
本題に入る前に簡単にSQLiteについて紹介します。
SQLiteは、軽量でサーバーが不要なリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)です。
以下のような特徴があります。
- サーバーレス
MySQLやPostgreSQLのように専用のデータベースサーバーを必要としません。
お手軽にデータベースを用意することができます。 - 単一ファイルで管理
データベース全体が「~.db」という1つのファイルにまとめられます。
バックアップや移行がファイルのコピペで完結します。 - オープンソース なので無料
SQLiteはオープンソースソフトウェアで、誰でも自由に利用可能です。
とにかく簡単に利用できるので、アプリケーションを自作する時のデータベースとして重宝します。
ではここから今回の本題に入ります。
SQLiteは簡単に使えるのですが、普通にインストールするとコマンドラインで操作を行うことになります。黒い画面に文字を打ち込んで操作するイメージです。
システムエンジニアさんやプログラムを描きなれている人はそれで問題ないのですが、そうでない人はコマンドラインでの操作は難しく感じてしまう場合があります。
そこで、SQLiteを視覚的に操作できる「DB Browser For SQLite」というソフトウェアのインストール方法と使い方を紹介します。
前提条件・環境
事前に今回の作業環境について確認します。
- OS:Windows11 64bit
※32bitでもインストール可 - SQLiteはまだ何もインストールしていない状態
所要時間は10~15分です。
インストール方法
「DB Browser For SQLite」のダウンロード方法とインストール方法を説明します。
1.ダウンロード
1.「DB Browser For SQLite」のダウンロードページを開きます
2.インストーラーをダウンロードします
筆者のPCは64bitなので「DB Browser for SQLite – Standard installer for 64-bit Windows」をクリックします。
32bitの方は一番上の「DB Browser for SQLite – Standard installer for 32-bit Windows」をクリックしてください。
クリックするとインストーラーがダウンロードされます。

※自分のパソコンが何bitかわからない場合は以下のページをご覧いただくと調べ方がわかります。
2.インストール
1.さきほどダウンロードしたインストーラーをダブルクリックします

2.「Next」をクリックします

3.「accept the ….」にチェックを入れ、「Next」をクリックします

4.チェックは特に変更せず「Next」をクリックします
※デスクトップ画面にアイコンを出したい場合は「Desktop」にチェックを入れてください

5.「Next」をクリックします

6.「install」をクリックするとインストールが始まるので終わるまで待ちます
インストール中に「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」的なポップアップが出てきたら「はい」をクリックしてください。

7.「Finish」をクリックしてインストール完了です!

使い方編に進みましょう
お疲れさまでした。これでパソコンに「DB Browser For SQLite」がインストールされました。
以下のリンクから「②使い方編」に進みましょう。
インストールした「DB Browser For SQLite」を使ったデータベースの作成やデータの追加方法など具体的な操作方法について説明します。


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